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9月2日(月)避難訓練(火事)

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理科室より出火、放送が使えないという想定で避難訓練を行いました。

【校長の話】
8月30日から9月5日までは「防災週間」です。そして、昨日9月1日は、「防災の日」でした。

 みなさんは、何で9月1日が「防災の日」なのか、分かりますか。意味があるのです。
今から96年前の1923年(大正12年)9月1日のお昼前11:58に、私たちの住むこの東京(当時は東京都ではなく、東京府でした。)を含む関東地方が大地震に襲われました。多くの家が倒れ、ちょうどお昼時だったこともあり、あちらこちらが火事になりました。2日以上燃え続けて、やっと火が消えたそうですが、9月1日の夜中には、その火事の熱で気温が46℃まで上がったそうです。東京で亡くなったり行方不明になった人は10万人以上、けがをした人が3万人、50万世帯の家が倒れたり、焼けたりしました。
 とっても恐ろしいことですね。

さあ、今日も「命の学習」避難訓練に真剣に取り組んでいますね。火災の時には、多くの人が煙に巻き込まれて命を落とします。皆さんは、今日の避難で、煙を吸わないように考えて避難できましたか?

もし、今、私たちが住む東京都で、江東区で、皆さんのお家で、このようなことが起きたらどうしましょう。皆さんのお家では、地震や火事に備えて何か準備をしていることはありますか。また、もし、あなたが学校にいないときに地震がきたら、どうするかお家の人と約束をしていることはありますか。この機会に、ぜひお家の方とお話をしてください。

公開日:2019年09月02日 10:00:00
更新日:2019年09月04日 12:52:53