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5月31日(月)全校朝会 「開校記念日」「いじめ」について(校長の話)【本文】
今週の土曜日、6月5日は、川南小学校の開校記念日です。学校のお誕生日ですね。学校の新しい歴史が始まってから69年目を迎えました。433人のみなさんと、先生、そして川南小に関わる大人全部で、これからもステキな川南小学校をつくっていきましょう。 そうそう、この週末に川南小にお届け物がありました。紫陽花の鉢寄せ、寄せ植えです。色違いの花が並ぶことは自然界ではないので寄せ植えならではの美しさです。校長室に飾ってください、と言われたのですが、私1人ではもったいないし、皆さんに見てほしいので、校長室前に飾りました。ぜひ見てください。 さて、今日は「いじめ」について皆さんに考えてもらいたいと思います。 みなさんは、学校で生活していて、これは「いじめ」だと思うことがありますか。全国での学校でのいじめは残念ながらなくなってはいません。毎年、テレビや新聞でいじめによる自殺など、悲しい事件が起きているのが伝えられています。 川南小でもいじめにつながる出来事が起きています。みなさんがこの4月に進級して2か月。登校している日は35日間ですが、もうすでに、いじめやいじめに繋がるできごとが複数起きている報告を受けています。先生たちの目の届かないところで起きていることについては、いじめられているこどものお父さん、お母さんからの相談もありました。いじめをなくすことはできないのでしょうか。 今から8年前の6月、「いじめ防止対策推進法」という法律ができました。少し易しい言葉で紹介します。 第1条 この法律の目的 いじめは脳みそや身体を傷つけます。教育を受ける権利や人間としての生きる権利を傷つけます。こどもの成長に害を与えます。命の危険になることもあります。この法律はそのようないじめを防ぐために作られました。 第2条 いじめの定義 いじめとはこどもがあるこどもを心理的物理的に攻撃することで、いじめられている子の心や身体が傷ついたり、被害を受けて苦しんだりすることです。インターネットを使ったいじめもいじめです。 いじめている子がいじめているつもりはありません、ちょっとふざけただけです、というのは通用しません。受けている方が傷つけばいじめです。 第3条 基本理念 こどもたちが安心して生活できるように、学校の中でも外でもみんなで協力し合っていじめを防がなければなりません。 第4条 いじめ禁止 いじめを行ってはいけません。 この法律は第三十五条までありますが、法律があってもなくても、いじめをなくさなくてはいけないと私は考えています。 では、どんなふるまいやどんなことが「いじめ」、あるいは「いじめにつながるふるまい」なのでしょう。一人一人に考えてほしいと思います。この続きのお話は、6月の放送朝会でしたいと思います。身近に起きているいじめや起きそうないじめについて考えてみてください。そしていじめを「0」にするにはどうしたらいいのかも考えてみてください。今日はここまでにします。【添付ファイル】
紫陽花(黒澤さんより).jpg