【タイトル】
4月11日(月)全校朝会「『並ぶ』ということ」(校長講話)【本文】
今日は「並ぶ」ということについてお話をします。 学校では、「並ぶ」場面が多いですね。先日の始業式では校庭に2年生以上の皆さんが整列しました。 1年生は入学式から始まり、今は下校の時も、毎日並んでいますね。 朝は皆さん登校班で並んで歩いています。大変上手に並んで歩いて来ています。 身長や体重を測る時にも保健室で並びましたね。 体育館や特別教室に移動するときも、並んでいますね。 上手に並んでいる列を見て思うことがあります。 自分たちが上手に並べているかどうかは、実は自分ではよく分かりませんよね。 見ている人からは、すごくよく分かります。 「並ぶ」ことで大事なのは、「一人一人が前の人に合わせて、自分の脳みそをよく働かせて並んでいるかどうか」です。 列が整えば整うほど、後ろの方の人たちは先頭が見えないので、不安になるかもしれませんが、自分のすぐ前の人にならうことが大事なのです。列を整えるときは、「前へ ならえ」って言うでしょう? まわりから見ていると、並び方がじょうずかどうかで「脳みそ」を働かせているかどうか分かります。 おもに体育で使う脳みそと、算数で使う脳みそが関係しているので、上手に並ぶことのできるクラスやグループは、きっと「体育」や「算数」がよくできる、またはこれからできるようになります。 ちなみに、前の人にならって、自分の位置が分かる力は「算数」の力です。ちょっとのずれがないほど、立つ位置が正しく分かるのは、算数で使う脳みそがとてもよく働いているという証拠です。 そして、位置が分かって、その位置に自分の体を合わせてまっすぐ姿勢良く立ち続けることができる力や、前の人の歩くスピードに合わせて列のまま歩くことができる力は「体育」の力です。 それぞれ「脳みそ」の働きが、行動で現れます。 おまけの話ですが、前から3番目までの人たちの並び方が上手だと、その後ろの人たちも上手に並べます。 逆を言えば、前から3番目の人たちの並び方がへただと、4番目以降の人たちは、相当「脳みそ」を使わないと並べません。 さあ、今週の金曜日には、全校の皆さんと先生たちみんなで「上手に並んで」、プロの写真屋さんに写真を撮ってもらいます。 これは5年に1度しか撮らない記念の写真です。全校児童450人で並んで写真を撮るなんて、他の年には行いませんよ。 今年は川南小学校の70周年のお祝いの年で、学校のお祝いはふつう5年ごとに行います。 今年お祝いしたら次にお祝いするのは、今の1年生が6年生になる、5年後のときになるか思います。 他の学年はみんな卒業してます。 5年に1度のお祝いの年には、記念に「記念誌」という冊子を(本)を印刷してつくります。 その本に、皆さんの笑顔を写真で撮って、載せて残しておきたいのです。 今の6年生は5年前の1年生の時に1度全校写真を撮っていますよね。覚えていますか。 金曜日には、川南小のこどもたちの賢さを全校で写真に撮ってもらいましょう。 さあ、今からワクワクしちゃいますね。 登校班でもその他の場面でも、脳みそ使って上手に並ぶ修行をしておいてくださいね。 お話はこれで終わります。最後まで聴いてくれてどうもありがとう。 〔令和4年4月11日(月)放送朝会〕【添付ファイル】
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