【タイトル】

7月1日 第3学年「社会科見学」その2

【本文】

最初の見学先は、「中川船番所資料館」。 1階のホールで係の方の説明を聞いた後、1組は3階から、2組は2階から見学を始めました。 それぞれに説明をしてくださる方がいらっしゃいます。 少し難しい説明でしたが、こどもたちはよく聞いていました。 江戸時代は、トラックもない! 電車もない! そうか、だから「船」なのか~! 江戸時代は、船で様々な荷を運んでいた時代。 3階は、この「水運」をテーマに、川の整備・流通・川舟・文化などについて資料展示しています。 こどもたちにはなじみがある「小名木川」。 関東一円の川筋と江戸を結ぶ水運の「大動脈」と言われている「小名木川」。 この小名木川の東端に、江戸時代初期(1661年)、「中川番所」が開かれたそうです。 いろいろな荷物が行き交う中、江戸の安全や経済をを守るためもあって、江戸に入る船、江戸から出る船を調べていた場所です。 3階は、「番所」周辺の様子をジオラマで再現していました。 また、3階の展望室からは「旧中川」と「小名木川」、実際に番所のあった場所「番所跡」が見えました。 江戸時代には「船堀川」という川が、今の千葉方面に延びていたそうですが、今は埋め立てられてその川がなくなっており、その地は現在、公園になっているという説明を聞きました。 その話を聞いて、一生懸命メモをとるこどももいました。 「先生、中川と、小名木川と、あと無くなっちゃった川って何だっけ・・・。」 「ふなぼりがわ」って言ってたかな。 「あ、そうそう、それだ!」 2階の郷土の歴史文化紹介展示室では、江東区の歴史が分かるよう、「農業・漁業・商業・水害」などのテーマに合わせて資料が展示されています。 区民の方から寄贈された資料をもとに、昭和30~40年代の生活の様子を再現しています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 江東区は「水のまち」と言われています。 「橋」もたくさんありますね。 「川南小に一番近い橋は何という橋でしょうか。」 「クローバー橋!」 「小松橋も近いかな。」 江戸時代に小名木川に架かる橋は3つしかなかったとのこと。 今は便利になりましたね。 「江東区ってどんなところ?」の答えを知る「はじめの一歩」がこの資料館です。 江東区民なら、一度は足を運びたい資料館です。 そうそう、個人的に目に留まったのが「こどもハゼ釣り教室」の案内。 そう言えば、自分が初めてハゼ釣りをしたのも、我が子とハゼ釣りしたのも、ここから見える「旧中川」だったなぁ・・・。


【添付ファイル】

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