【タイトル】

2月20日(月)全校朝会 「命」のはなし

【本文】

今日は「命」の話をします。 自分の命も大事、人の命も大事。 皆さには一人一つしかない命を自分の命も人の命も大事にしてほしいと思っています。さて、そこで改めてみなさんに聞きます。 「命って何ですか?」 「命ってどこにありますか?」 手に胸を当てている人もいるかもしれませんね。 心臓でしょうか? 心臓は、体に血液を送るポンプです。 ああ、脳みそに手を当てている人もいるかもしれませんね。 脳みそは心ですが、命でしょうか? 実はね、校長先生もよく分かっていないときがありました。 そんなときに、ある病院の院長先生の命についてのお話を聴いて、「なるほど! そうか! そうだな!」と思ったことを皆さんにも伝えますね。 その先生のお話では、命とは、その人のもっている「時間」だというのです。 自分の命を大切にする、ということは自分のもっている時間を大切にするということ、 人の命を大切にする、ということは、人の時間を大切にするということ、 命って目に見えるものではなく、生きているこの時間、ということだ、と聴いて、ああ、その通りだな、と思いました。 皆さんはどう思いますか? さあ、今の学年で過ごす時間は、あと少しになりました。 ぼんやり過ごしても、一生懸命自分のためや人のために時間を使っても、毎日地球はぐるぐるまわり、月日は流れていきます。 赤ちゃんや、よちよち歩きの小さい子は、毎日の命、つまり毎日の時間を自分のために一生懸命使っていますね。 少しずつ大きくなるにつれて、人のために命を、人のために時間をつかうことも増やしていってください。 さきほど話した病院の院長先生は、10才までは、自分のことで命をつかっていた人も、10才を過ぎたら人のために時間をつかうことを考えましょう、という話を小学生によく話してくれたそうです。 人のために時間をつかうことが自分のためになるということなのですね。 学校では、係の仕事やお当番の仕事、学習や生活においてもそうですね。 家族においてもそうですね。 さあ、改めて、川南小の皆さんに伝えますよ。 皆さん、命を大切にしてください。 自分の命も人の命も両方大切にしてください。 自分のもっている時間、人のもっている時間を大切にしてください、ということを校長先生は言いたいです。 そして、皆さんには、命を輝かせるこどもでいてほしいと思います。


【添付ファイル】

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