【タイトル】
学校給食記念日 1/24【本文】
「給食だより」でもお知らせしましたが、1月は学校給食週間があり、様々な工夫した献立が続きました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1月24日(水)、この日は「学校給食記念日」。 献立は「コッペパン、くじらのオーロラソースかけ、マッシュポテト、中華風コーンスープ、牛乳」でした。 以下は、給食委員からの放送です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「今日は、学校給食記念日です。 山形県にあった小学校で、お弁当を持ってこられないこどものために、お昼ごはんを出したのが始まりと言われています。 今日の給食は、昔、おかずによく出ていた鯨(くじら)の肉です。 今ではなかなか食べられない鯨は、その頃値段も安く手に入りやすかったのです。 から揚げや炒め物でよく食べていました。 現在は、鯨を捕る規制により、鯨を食べる機会が少なくなりました。 昔の給食メニューを味わっていただきましょう。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (そうです。「昔」です。 私も小学生の頃、給食で出された「くじらのケチャップ煮」が大好きでした。 今でも思い出せる「おかわりジャンケン」・・・。 もう半世紀も前のことです・・・。) この週は、学校給食を記念した献立のオンパレードでした。 以下も、給食委員会のお昼の放送で流れた内容です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1月25日(木) 「今日の献立は、『麦入りごはん、さばのごま付け焼き、じゃがいものキンピラ炒め、豆乳仕立てのみそ汁、牛乳』です。 戦争が終わって、アメリカから支援物資が送られ、給食が再開しました。 そのときに脱脂粉乳のミルクがありました。 脱脂粉乳は、今でいうスキムミルクのことで、牛乳から脂肪分を取り除いて乾燥させ、粉状にしたもので、お湯でといてミルクにします。 たんぱく質やカルシウムがたくさん入っているものですが、あまりおいしいものではなく、人気はなかったようです。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1月26日(金) 「今日の献立は『やきとりごはん、江戸菜の和え物、さつま汁、牛乳』です。 今日のやきとりごはんに入っているネギは、江戸東京野菜のひとつの千住ネギです。 江戸東京野菜とは、現在の東京23区やその周辺で伝統的に生産されていた野菜のことです。 千住ネギは、江戸時代に「白ネギ」として江東区砂村から千住に伝わり、ネギの市場があった千住の名前がつきました。 甘くてやわらかいのが特徴です。 ぜひ食べてみてください。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1月29日(月) 「今日の献立は、『ソフトめん、カレーうどんのつゆ、はりはりゆで野菜、みかん、牛乳』です。 給食で出されるコッペパンと脱脂粉乳は、こどもたちから人気がなかったことと、給食のメニューにバリエーションを増やすために、パンと同じ小麦を使った他の主食が必要になりました。 そこで採用されたのがソフト麺です。 正式名称はソフトスパゲッティ麺です。 東京都が学校給食に採用してから各地に広がっていきました。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いずれも、「おいしい」給食でした。 学校給食の有り難さを改めて感じます。【添付ファイル】
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