カテゴリ:全校朝会
節分~立春~ (もうすぐ春ですね)

節分~立春 春の始まり

春・夏・秋・冬。
日本には4つの季節があります。
春の始まりは「立春」(りっしゅん)
夏の始まりは「立夏」(りっか)
秋の始まりは「立秋」(りっしゅう)
冬の始まりは「立冬」(りっとう)
一つ一つの季節の分け目を、「節分」といいます。
年に4回、「節分」があるわけですが、この、冬から春に変わるこの時期だけを「節分」と言うようになりました。
変化の大きいときには「邪気」という悪い「気」が入りやすいと言われています。
その悪いモノ、嫌なモノを「鬼」として忌み嫌い、火を通した豆を投げつけて悪いモノを追い払うのが、節分の日に行う豆まきです。
寒く厳しい冬が終わり、温かく花も咲き、何もかもが新しく始まる季節に変わる・・・
「春」は新しいものが始まる、という季節でもありますね。

私が好きな言葉に「冬来たりなば春遠からじ」というのがあります。
冬が来たということは、春はもうすぐそこ、ということで、
冷たくて大変な時期を耐え忍べば、その後にはあたたかで素敵なものがやってくる、
つらく大変なことを乗り越えたその後には、必ず幸せがやってくる、と言うような意味だと解釈しています。
似たような言葉に
「やまない雨はない」
「明けない夜はない」
というのがあります。
今日は、新型コロナウイルス感染症の関係で、5つのクラスが登校しないで、おうちでお知らせを待っています。
感染症がたくさんの人に拡がらないようにするためです。
元気な人も、学校に来たい人も、ちょっと家でお待ちください、というようなことです。
感染症にかかる人はこれからも増えてくると思います。
かかるのを防ぐのは難しいけれど、それをなるべく拡げないようにしたいものです。
さあ、この時期を乗り越えて新しい春、素敵な春がやってくるよう、願うばかりです。
今週の2月3日は節分、そして4日は春の始まり「立春」です。

今の時期は手を洗う水も冷たく、換気をすると風も冷たいのですが、手洗いも換気も心がけていきましょう。
まだまだ新型コロナウイルス感染症に終わりは見えませんが、季節は確実に変わっていきます。
春はもうすぐそこですね。

【令和4年1月31日 全校朝会〔放送〕】

公開日:2022年02月01日 20:00:00