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12月23日(月)_全校朝会「コツはコツコツ」パート2-プラス1の努力をコツコツと-(副校長の話)

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先週は、校長先生がコツはコツコツというお話をしてくださいました。
わたしからは、「コツはコツコツ」の「コツ」について、お話をします。
 5年生の「夢教室」にアテネオリンピック日本代表となった森 隆弘 選手が来てくださいました。5年生は森先生の授業を実際に受けているので、覚えていると思いますが、とても素晴らしいお話だったので、全校の皆さんには、私からお話ししますね。

目標を叶えるためには「プラス1(ワン)の努力」が大切だというお話です。
森選手は、小学生の時、オリンピックの水泳で鈴木大地選手が金メダルを取ったシーンをテレビで見て、自分もオリンピックに出たいと強く思ったそうです。それが小学校3年生の時でした。その後、「オリンピックの選手になるには、何をすればいいですか?」とその時通っていたスイミングのコーチに勇気をふるって聞いたそうです。すると、コーチから、
「人とは違う『プラス1の努力』を続けなさい。」
と言われたそうです。小学生だった森選手は考えたそうです。今の自分にできる「プラス1の努力」って何だろうと。そして、考えたことが、スイミングクラブに行くまで、自動車で10分乗せてもらっていたのをランニングすることにしたそうです。「なぜ、水泳の選手なのに走ってるんだ?」など友達から言われたこともあったそうですが、自分が決めたことなので、ランニングを続けたそうです。
森選手は、練習の成果が実り、その後小学生でジュニアオリンピック優勝、大学選手権ユニバーシアードやアジア選手権での優勝等々、輝かしい記録を出しています。目標のオリンピックは一度逃してしまったものの、また努力を積み重ねて2004年にアテネオリンピックに出場しました。
 森選手は、「プラス1の努力」について、こう話してくれました。

〇分からないことは、人に聞く。
〇「プラス1の努力」は人に言われたことではなく、は自分で「考える」。

さあ、あと3日間で冬休みです。14日間もあります。楽しみにしている冬休みですが、みなさんも、自分を変える「プラス1の努力」も考えて続けてみましょう。「コツはコツコツ」です。これは、1日ずっとやっているわけではなく、1日10分から30分で終わる努力の積み重ねでよいのです。でも、「コツをコツコツ」続けたらすごい力が付きますね。
 縄跳びの練習でも、ランニングでも、鉄棒でも、ピアノの練習でも、勉強でも何でもよいです。自分だけの「プラス1の努力」を考えてみてください。
副校長先生は、小学生の冬休み、寒いけれど頑張って二重跳びの練習をして、できるようになりました。漢字練習に取り組んで漢字に自信を付けたこともありました。
 「プラス1の努力」の内容を決めたら、「コツはコツコツ」です。新しい年を迎えるに当たって、冬休み前の今、ぜひ「プラス1」の努力を考えてみてください。

公開日:2019年12月23日 10:00:00