カテゴリ:全校朝会
12月21日(月)全校朝会「感謝の心で」(副校長の話)

2020-12-21 08-44-35.JPG

スライド1.jpeg

スライド2.jpeg

スライド3.jpeg

スライド4.jpeg

 今日の副校長先生のお話は、みんなが大好きな給食についてです。この写真は、先週の給食ですが、覚えていますか。給食には、その季節ならではの食材が使われ、栄養バランス、彩り、味など、川南小の子ども達ことを考えて様々な工夫がされています。

 学校では、毎日、当たり前のように給食が出てきますが、みなさんのところに給食が届くまでに、どれだけの人にお世話になっているか考えたことはありますか?

 まずは、栄養士の森山先生。森山先生は、毎月の献立表にあるように、毎日の献立を考えてくれています。材料の注文し、調理手順や食物アレルギーのお友達への対応など、調理員さんたちと毎日、綿密な打ち合わせをしています。「給食がおいしい!!」と言ってもらえるようにいつも頑張っています。

 そして、左の写真は川南小の給食を支えてくださっている給食調理員の方々です。川南小のこどもたちのために、安心・安全でおいしい給食づくりをいつも工夫してくださっている学校給食のプロフェッショナルです。

 また、サラダなどの大根、にんじん、きゅうり、たまねぎ、しいたけ、グリンピース等々、その一つ一つが、農家の方々が何日も何ヶ月もかけて栽培してくださったものです。牛乳も牛を育てている方々のおかげで、毎日飲めますね。肉や魚も同じです。厚揚げはお豆腐屋さんが、毎朝、早起きして作ったものを学校に届けてくださっています。野菜も、牛乳も東京では手に入らないものが多く、トラックの運転手さんが、様々なところから運んでくれていますね。この日は、調味料も含めて約30種類の食材が使われています。わたしたちの給食は、このようにして、たくさんの方々のおかげで、おいしくいただくことができています。
 
 次の写真は、今から70年前、給食が始まった頃の給食と、今の給食を比べたものです。給食が始まった頃は、このように家からお弁当を持ってきて、給食では味噌汁が出るなどしたそうです。ご飯の横に魚が一切れでもついたら上等な方でした。今は、ご飯やパン、麺などの主食と、主になるおかず、そして、サラダなどの副菜、汁物やデザートがつくこともありますね。バラエティに富んだ栄養満点の給食を毎日いただくことがでる私たちは本当に幸せです。 

 今のこどもたちの給食は、栄養がゆきとどき、貧しい時代に育ったこどもたちに比べると、体重も身長もぐんと伸びました。いろいろな方々のおかげで、給食がいただけていることを思うと「野菜やお魚は苦手だから残したい!」なんて言えなくなりませんか?

 今日は冬至なので、今日の給食は、「カボチャ入りのほうとう、ちくわの磯ベ揚げ、ゆず香あえ」です。季節や行事にちなんだ献立がいただけるのも給食の良さですね。給食の時には、副校長先生の話を思い出して、食材を一つ一つ味わい、栄養士の森山先生、給食調理員さん、食材を作っている生産者の方々、運んでくださる方々のおかげで給食がいただけることに感謝して、給食をいただきましょう。
今日は「感謝の心」でというお話をしました。お話をしっかり聞いてくれてありがとう。こうして、いつもしっかりお話を聞いてくれる川南小のみなさんに、副校長先生も感謝しています。

公開日:2020年12月21日 12:00:00