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10月4日(月)全校朝会「国語スタンダード(俳句)」(校長の話)

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 あと5日間で令和3年度の前期が終わります。1年間の学校生活の半分が終わるということです。
 
 そこで今日は「こうとう学びスタンダード」の中でも、「国語」について振り返ってみましょう。国語はどの学年にとってもほぼ毎日時間割にあり、年間の授業回数が最も多いと思います。そもそも「こうとう学びスタンダード」とういうのは、江東区の約2万5千人の小学生が100%身に付けるべき学びの内容です。国語や算数等の教科もあれば、挨拶・話し方聴き方など、学び方についても掲げられています。
国語スタンダードは言語に関する能力を育成するために、確かに身に付けさせたい学習内容を示したものです。8項目ありますので、自分はできているかな、まだまだ力不足かな、と心の中で振り返りながら聴いてください。

1□ 学習した漢字や言葉を文章の中で使います。
2□ 相手や場面を考えて敬語を使います。
3□ 読書に親しみ、いろいろな分野の本を読みます。
4□ 季節を感じ、俳句に親しみます。
5□ 順序を考えて相手に伝わるように話します。
6□ 自分と友達の考えを比べながら話し合います。
7□ 文章の構成を考えて書きます。
8□ 話の大切なところに気を付けて読み取ります。

 以上の8つ、それぞれの学年で内容は違いますが、どの子どもにも身に付けさせたい国語の内容です。前期に頑張りが足りなかったところは後期に頑張りましょうね。
 4つめに挙げた「俳句」ですが、俳句は自分の脳みそで感じたことを、たった17音で、人の脳みそに伝えるという世界でもめずらしい短い詩の文化です。スタンダードで取り組んでいるおかげでしょうか、江東区のこどもは俳句作りがとても上手です。もちろん、川南小の皆さんの俳句もとても上手だなと感心しています。秋を感じるたねはたくさんありそうですね。先日のお月様、季節の食べ物、風や植物、身の回りの自然や生活の中に感じる季節、みなさんはどんな秋を感じているのでしょう。
 江東区では、皆さんの俳句づくりが上手になるように俳句の先生を全ての学校に派遣してくださっています。今日も俳句の先生をお招きして俳句のお勉強をする学年もあると思います。脳みそをしっかり働かせてすてきな俳句を作ってみてくださいね。江東区の俳句大会もあります。どの学年も頑張って取り組んでください。俳句作りを通して、確かな学びを、そして豊かな心を育くんでください。
終わりに、国語の力が分かる、日本語検定7級に合格した人を紹介します。3年2組の木皮帆俊さんです。国語の力をしっかり身に付けていることが分かります。表彰の代わりに、今週1週間、校長室の前に賞状と記念の盾を飾らせてもらいます。


      【令和3年10月4日 全校朝会〔放送〕】

公開日:2021年10月08日 15:00:00